おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日は週1本更新中のweb3×AIエージェント連載記事です。「ai16zとEliza」というVirtual Protocolと並ぶAIエージェント界隈の代表プロジェクトについて、その概要に加えて、最新情報を紹介します。
📊ai16zが急成長
🟠ai16zとElizaとは?
🗒️ai16zの課題と新提案内容
🗾ai16zとElizaの今後
💬ai16zの今後を勝手に予測
📊ai16zが急成長
概要の前に、このタイミングで取り上げた理由を説明します。有名なのでいつか紹介したいなと思いつつ、過去記事でもリリース直後に触れているので後回しにしていました。
そんなai16zがここ数日で急成長しています。
1週間で146%、30日で519%とトークン価格が高騰しており、CMC62位にランクインしています。
この急騰の前提にはAIエージェントバブルも存在するのですが、ai16zが発表した斗ークンエコノミクスの変更やロードマップ提案が存在します。具体的には「ローンチパッドの構築」や「AI専用のL1ブロックチェーンの構築」に触れられており、ai16zのユーティリティが向上するという期待からトークン価格が急騰しています。
この記事では概要から入りつつ、この最新提案について説明していきます。
🟠ai16zとElizaとは?
では、概要の説明に参ります。
ai16zはa16zという有名なVCをオマージュしたプロジェクトです。Marc Aidressenというこちらもa16zのファウンダーのMarc AndressenをオマージュしたAIエージェントを作成し、そのMarc Aidressenが運営するファンドがai16zです。
こちら実はリリース直後に解説しているのですが、daos.funという誰でもインベストメントDAOが作れるプラットフォーム上で誕生しました。詳細はこちらをご覧ください。
そんなai16zのファウンダーはShawという人間です。
彼はサンフランシスコに住んでおり、元々はゲーム開発者でした。AIエージェントへの関心はGPT-2時代に始まり、GPT-3のリリースに伴い、AIエージェントの研究が深まりました。彼が在籍した各社には強いAI要素が含まれており、AIエージェントプラットフォームや3D世界のAIエージェントの開発を行っています。AI関連のいくつかの会社を設立したこともありますが、ai16zの設立で大きく注目を集める存在になりました。
そんなShawがai16zの後にリリースしたAIエージェント作成フレームワークが「Eliza Framework」です。「Eliza Framework」は簡単なLLM設定とソーシャル統合、プラグインの追加が可能で、誰でも簡単にカスタマイズしたAIエージェントの作成ができる点が特徴です。
ここでは技術詳細に深く触れませんが、誰でも簡単にAIエージェントの作成ができるフレームワークと覚えておいて貰えれば大丈夫です。以前紹介したSpore.funもこのEliza Frameworkで作成されています。
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