【Addressable】Googleタグマネージャーでオンチェーン上のCVデータを収集可能に!? / Web2データとweb3データを統合しファネル分析を可能にする / web3市場を拡大するマーケティングツール
📈匿名のweb3世界においてターゲティング広告を可能にします。
おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
2日間ほどお休みし、申し訳ありません。高熱が出て寝込んでいました、、。今はだいぶ下がってきたので再開します。(体調不良等で更新ができない場合は基本的にSubstackのチャットにて情報更新してるのでそちらをご覧ください)
今日は「Addressable」についてリサーチしました。
«目次»
1、概要|Addressable とは?
- 機能
- 技術
- 料金
2、変遷と展望|ユーザーを取り合うのではなく拡大するには適切なマーケティングが必須
3、考察|web3時代のツルハシの作り方とポジショニングを考える
概要|Addressable とは?
「Addressable」は、web3プロジェクトのマーケティングを支援するプロダクトを提供するプロダクトです。web3の世界は匿名が主流になるため、web3の情報を元にWeb2の世界でターゲティング広告を出すことができません。「Addressable」はこの問題を解決し、Web2のオフチェーンデータとweb3のオンチェーンデータを1つのファネルで管理してマーケティングを行うことを可能にします。
◼️機能
①web3データと連携するGTM(Googleタグマネージャー)
既存のGTMではウォレットコネクトやオンチェーンのアクションまでを記録することができません。また、一度ウォレットコネクトしてくれたユーザーがそのままアクションしてるのか、再度戻ってきてくれたユーザーがアクションしてくれているのかの判断もできません。
Addressableはweb3要素と連携するGTMを開発し、オンチェーンデータを組み合わせたデータ収集が可能です。Ethereum、Polygon、Optimism、BNB、Avaranche、Base、Arbitrumの7チェーンでの活動に対応しています。

②既存フォロワーの分析
SNSのフォロワーやプロジェクトのオンチェーン情報を分析し、自社の既存フォロワー(利用者や興味ある人)の属性を明らかにします。
③インサイトの考察
自社フォロワーやターゲットにしたいと考えるユーザー層のオンチェーンやオフチェーンデータを収集し、その人たちの保有アセットやトレンドを予測します。意思決定の参考になるようなデータ収集に役立てることができます。
◼️技術
実際にオンチェーンでの行動とSNSのソーシャルデータをどのように組み合わせているのかに関しては、独自技術と書かれており、リサーチした範囲では詳細はありませんでした。
機械学習と当社チームのビッグデータ分析における数十年の経験を組み合わせて活用することによって生み出されます。Addressable は、ブロックチェーン (匿名ウォレット) とソーシャル メディア アカウントの間の関係を検出し、Web3 マーケティング担当者が Web3 ユーザーを効果的にターゲットにするための革新的なエンジンを提供します。
当社は、ブロックチェーン内でのトークンの購入と行動に最適化された実用的な対象ユーザーをクライアントに提供し、クライアントのソーシャル チャネルに自動的にアップロードされてすぐに使用できるようにします。
(HPのQAより翻訳して引用)
ただ、Polygonなども顧客として声を掲載しているので、独自技術として一定の価値を示すものが構築できているのだと読み取れます。
※利用の際はご自身で調査した上でご利用ください。
◼️料金
問合せの上で利用できますが、ツール利用料は月額$799ドルです。加えて、広告出稿額の15%がかかります。プランは1つだけで、これ1つで上記で説明したGTMやフォロワー分析などが全て可能となっています。
変遷と展望|ユーザーを取り合うのではなく拡大するには適切なマーケティングが必須
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